祖母

6月4日。
気仙沼の病院に入院中だった祖母が亡くなりました。

被災地だし遠いし子供達もしんどいし…。
義母とも相変わらずのごたごたもあり主人だけでと言ったけど、悩みに悩んだ末に家族みんなで来ました。

以前。後輩が亡くなりました。亡くなった姿を見るのが怖くて残業だったのを理由にお通夜に行けなかった私。
何年経っても「怖いから逃げたんだ」って悔やんで悔やんで…心が晴れることはありません。
きっとこのことは一生後悔するんだと思うのです。

もし今回震災や子供を理由に行かなかったらまた新しい後悔をすることになる。そう思いました。

人が亡くなり、その姿を目にして、見送る時はいつでも誰のお葬式でも涙がでます。

でもきちんと見て見送る事で自分の中で思い出に変わる整理が出来るんだと思います。

脳梗塞で倒れ痴呆になり祖父の事も忘れてしまった祖母。

「我妻が
痴呆になりけり
俺忘れ」

壁にかけてあった祖父の俳句。
「オラの事も
も分からなくなってしまった…」と言った寂しそうな祖父の姿。
淡々と祖母を見送る感じを見せながらもそっとハンカチで目を押さえた祖父。

津波で家を失い、島に帰れなくなり、妻も亡くして…80後半にして辛い人生です。

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by petitexxpetite | 2011-06-08 13:26 | 日々のこと
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