カテゴリ:日々のこと( 43 )

祖母

6月4日。
気仙沼の病院に入院中だった祖母が亡くなりました。

被災地だし遠いし子供達もしんどいし…。
義母とも相変わらずのごたごたもあり主人だけでと言ったけど、悩みに悩んだ末に家族みんなで来ました。

以前。後輩が亡くなりました。亡くなった姿を見るのが怖くて残業だったのを理由にお通夜に行けなかった私。
何年経っても「怖いから逃げたんだ」って悔やんで悔やんで…心が晴れることはありません。
きっとこのことは一生後悔するんだと思うのです。

もし今回震災や子供を理由に行かなかったらまた新しい後悔をすることになる。そう思いました。

人が亡くなり、その姿を目にして、見送る時はいつでも誰のお葬式でも涙がでます。

でもきちんと見て見送る事で自分の中で思い出に変わる整理が出来るんだと思います。

脳梗塞で倒れ痴呆になり祖父の事も忘れてしまった祖母。

「我妻が
痴呆になりけり
俺忘れ」

壁にかけてあった祖父の俳句。
「オラの事も
も分からなくなってしまった…」と言った寂しそうな祖父の姿。
淡々と祖母を見送る感じを見せながらもそっとハンカチで目を押さえた祖父。

津波で家を失い、島に帰れなくなり、妻も亡くして…80後半にして辛い人生です。

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by petitexxpetite | 2011-06-08 13:26 | 日々のこと

手紙

姉から手紙が届きました。

退職した私への手紙。姉の気持ちが書いてありました。
読んでいるうちにどんどんどんどん涙が出て…

毎日のように電話をして、主人より私の「全て」を知っている姉(笑)。
親が離婚した時「私が母親代わりになるから」と言ってくれて
独身の時も、結婚してからもずっと私の事を心配して助けてくれます。

2歳上の姉。

頼れる存在です。姉が居て良かったと今心から思う日々です。

「いつもありがとう。これからもずっと宜しくね。」
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by petitexxpetite | 2011-06-02 08:56 | 日々のこと

同期

5月最終日。

同期から退職のプレゼントが届きました。
お花。嬉しいメッセージが添えられていました。
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電報。可愛いキティーちゃん。私が制服のポケットにキティーちゃんのペンを
入れていたのを覚えていてくれていたそうです、
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2人に電話をかけました。
21歳で就職。同期は特別な存在です。
決してべたべたするわけでない、でもいつも身近な存在。
これから歩む道は違うけれど、きっと同期はいつまでも同期です。
毎回書いてるけど、こうやって私の気持ちにより添ってくれる皆は私の宝物です。

「いままでありがとう。そしてこれからもヨロシクね。」
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by petitexxpetite | 2011-05-31 23:11 | 日々のこと

プレゼント

知らない着信。
出てみると…お花屋さん。
「・・さんからお花が届いています。」
退職した職場の大先輩からでした。
30分後届けてくれました。
貰った瞬間涙が…。

メソメソしている私に次男が「まま~どうしたの~でちゃったの~」と
何度も何度もティッシュで涙を拭いてくれました。

会社で得た人間関係は私の宝物です。
そして私に愛をくれる子共も私の宝です。
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by petitexxpetite | 2011-05-30 18:40 | 日々のこと

最後の日

昨日会社へ退職の挨拶とIDの返却に行ってきました。

何年も悩み続けた日々が終わりました。
最後も郵送でのID返却で良いと言われたけど、
自分の気持ちに区切りをつけるために行ってきました。

育児休職で長い開いたお休みを頂いていて、普段IDは使わなかったけれど、
IDだけが会社とのつながりだったような気が しています。
返却した時は本当に寂しかった…。


21歳で群馬から出てきて、あの仕事が大好きで仕方なかったのです。
お客様には叱られるし、大変だけど「充実してるな」って思える仕事でした。


最後は復帰したくてあがいて…いや、大暴れして…主人はきっと恐ろしい日々を
過ごしたでしょう。
でも、自分でもこういう結果になることは長男が生まれたあの時から何となくは
わかっていたんだと思います。
夫婦ともにシフトとなり、小学生の長男は1人で起きて学校へ行ったり
夜寝たりできるはずがなく、そんな我が家の状況では復帰は出来なのは当たり前でした。
どちらかを選ぶとなったら当然子供たち。

これからは気持ちを整えてまた新しい生活をして行きたいと思っています。


「辛い決断だったね」と頭をなでてくれたマネージャー、
プレゼントを用意して待っていてくれていた同期、
最後だからと仕事を調整して一緒にご飯を食べてくれた先輩、
泣きべそかきながら帰ってきたらケーキとプレゼントを用意してくれていた後輩、
励ましのメールをくれたマネージャ、同期、後輩…
仕事は辞めてしまったけれど、そんな方たちと知り合えたことは私の宝物です。
これからも大事にしてゆきたいと思うのです。

苦しかった日々から解放されて、心機一転がんばります。

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by petitexxpetite | 2011-05-28 12:43 | 日々のこと

主人が見てきたもの

宮城出身の主人。
震災後初めて帰省してきました。

彼の目で見たもの。
彼は何を思ったのか。

あの日以来「心ここにあらず」だった主人。
一度帰るべきだと思っていました。

おととし亡くなった義父。
退職前に勤めていた職場も被害を受けました。
退職後に勤めていた会社も海沿いで津波の被害を受け亡くなった方も居ました。
病気が分かり入院していた病院も被害を受けました。
もしあの日、義父が生きていたら…
いつものようにあの海の近くで仕事をしていたら…
もしまだあの病院のベッドに居たら…
いろんな事が頭をよぎります。

大島の祖父。
お家は海の目の前。津波が2階まできました。
窓ガラスは割れて家の中は2階まで水浸し。
命は助かったけど、住み慣れた家には戻れなくなりました。
漁師だった祖父。あの歳になっても、時に船で海に出てちょっとだけ魚を取って…
そんな生活をしていたようです。
80後半にして受けた被害。命があっただけ良かった。
でも、切ない現実です。

昨年の夏に孫を見せに行った大島。祖父のお家でお茶を飲み、透き通る海で
はしゃいで過ごしました。あの海は…。
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気仙沼の病院に居る祖母。
以前新聞に「震災のショックで痴呆が進むことがあるので注意が必要。」と書いてありました。
その通りに…祖母も震災で痴呆が悪化してしまいました。
今はもうで点滴だけの生活です。

「我が妻が 痴呆になりけり 俺忘れ」

祖父が、痴呆になった妻に向けて書いた句。
娘の家に身を寄せている祖父。今後もその生活を続けることになるようです。
気仙沼の妻のもとに日々会いに行くには遠い距離です。


「今より下はない」


この震災があってからよく聞きます。
下がないってきっとみな分かってるはず。
見ればわかるくらい何もないんだから。
でも、そのゼロからどんな一歩を踏み出すのか、
何もかも、お金さえなくなりどうやって過ごしてゆくのか。

今避難中の方たち。
どうにもならないから、今の状況に身を任せるしかない。

自然がやったことだから。
そんなの分かってるけど、やり場のない気持ちをどこにぶつけるのか。

何が出来る?

考えてもまったくわからない…。

「無力」ってこういう時に使う言葉だ。
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by petitexxpetite | 2011-04-26 16:39 | 日々のこと

決意

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長男の出産からずっと育児休職をいただいています。
「いつか復帰したい」そう思いながらすごしてきました。

6月に3歳になる次男。その6月末で育児休職が終わりを迎えます。
4月末までに「復帰」か「退職」の意思を伝えなければなりませんでした。

私が…我が家がだした結論。

「退職」

主人と何度も何度も話し合いました。
泣いて「復帰したい」と訴えたことも何度もありました。
でも、夫婦ともに早番遅番がある仕事。近くに助けてくれる人はいません。
2歳の次男は24時間託児所でどうにかなる、でも小学生になった長男に
「パパとママは早番だから1人で起きて学校いってね」なんて言えるはずもない…。
彼の日常を支えるのは母である私しかいないのです。

何日も泣きました。
会社に「退職させていただきます」と伝える勇気が出ず過ごした日々。
ありったけの勇気を出して伝えた時、涙があふれました。
子供に隠れて2階で声を出して泣きました。
今もそのことを考えるだけで涙が溢れます。

長男を妊娠して体調を崩しがちだった私。
7か月のある日突然ドクターストップがかかり会社に行けなくなりました。
皆さんに「お休みします」とも「ありがとうございました」と
言うこともなく。それどころか、制服はロッカーにいつものように
入ったまま、オフィスの私物もそのまま…結局仲良しの先輩たちが
片づけをして家まで運んでくれたのです。

私の中では区切りが付いていなかったんです。
中途半端なまま行けなくなったから、こんな状態なんです。

あの仕事がしたくて短大を卒業後1年間学校へ通い勉強をしてこの地へきました。
辛いこともいっぱいあったけど、やりがいがあるあの仕事が大好きでした。

でも私には続けることができませんでした。

余震が続く日々。
次男と家で過ごしながら、学校にいる長男を想います。
「大丈夫かな。不安だろうな。」と。
子供を生んで6年。私は心身ともに「母」になっています。

子供を見守りながら自分の出来ることを探そう。
また新しい自分の生活を見つけよう。
でも…いつか叶うならまたあの仕事がしたい。

そう思っています。
まだ少し時間がかかるかもしれないけど、気持ちの整理をして
前を向いて生活したいと思います。
こうやって日記を書くことで 弱虫な私の心に「退職」と言う事実が刻み込まれて
気持ちを納得させることが出来るんだと思っています。


手続きの関係で5月末で退職することになると思います。
それまで退職をすることについて自分の気持ちを整理して過ごしたいと思います。

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by petitexxpetite | 2011-04-17 17:06 | 日々のこと

believe ~ビリーブ~

長男の卒園式で初めて聞いた歌。
とっても素敵な歌詞でした。



たとえば君が傷ついて
 くじけそうになった時は
必ず僕がそばにいて 
 支えてあげるよその肩を
世界中の希望乗せて 
 この地球は回ってる
今 未来の扉を開ける時
 悲しみや苦しみが
いつの日か喜びに変わるだろう
  I believe in future 信じてる


もしも誰かがきみのそばで
 泣きだしそうになった時は
黙って腕をとりながら
 一緒にに歩いてくれるよね
世界中の優しさで
 この地球を包みたい
今 素直な気持ちになれるなら
憧れや愛しさが
大空にはじけて光るだろう
 I believe in future 信じてる

今 未来の扉を開ける時
 I believe in future 信じてる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、私がよく口ずさむ歌です。
地震、震災、放射能…その他家の事など不安な事がいっぱいで
気持ちが沈みがちな毎日。
長男に「音程が違う!」と注意されながらも(笑)
この歌に癒されています。


それから今日偶然みた高校野球選手宣誓のVTR。
素晴らしかったです。涙が出てしまいました。

皆が踏ん張っています。
頑張る事、対象、方法は違っても皆が踏ん張っています。

私も前に進まなきゃ(*^_^*)

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by petitexxpetite | 2011-04-01 00:11 | 日々のこと

同期

縁があり同じ会社に同じ時に入社。
同じ部屋で教育を受けて同じように仕事をしてきた。

同じように結婚してママになり、時に会っておしゃべりをして過ごす。

私の大切な同期である彼女がご主人の転勤で遠くへ引越すことになりました。

同期が減って行く中でも彼女がここから居なくなるなんて考えた事もなかった。
またここに帰って来る保証なんてないし…。


先日最後に会いに来てくれました。
別れ際「寂しいね」と泣いてしまった私。
ほんとは笑って送り出さなきゃいけないのに…。

向日葵みたいな人です
太陽みたいな人です

いつも笑ってて、怒る姿は見たことがありません。
「腹が立たない」って言ってた事もありました。

今日も兄弟喧嘩で騒ぎまくる2人に怒った私。彼女は笑っていました。
いつも「あんな優しいママになりたいな」って思うんです。
彼女に会うと「見習わなきゃ」って思うんです。


長男が生まれた時も、次男が生まれた時も家に来て抱っこしてくれました。


「今までありがとね。また会おうね。」

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by petitexxpetite | 2011-03-31 23:54 | 日々のこと

笑顔

地震以来引きこもりがちになっていた我が家。

毎日家に居ると兄弟喧嘩はするし、あり余る体力ですごく暴れる…

日曜日。お友達を誘って思い切って公園へいってみました。

子供達は思い切り暴れ笑顔一杯でした。

地震や放射能、宮城で避難中の祖父母達の状況…不安な事はたくさんあって気分も沈みがちになるけど、それは大人の都合…。

子供達は笑顔でいられるように、不安を抱かせないように、そんな環境を作る事が私親の役目かなと思っています…。

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by petitexxpetite | 2011-03-29 15:19 | 日々のこと