あの日から間もなく2週間。
あの日私は子供達と自宅に居ました。 「地震だ!」と言った瞬間電気がグラグラ揺れ、棚からおもちゃや本が崩れ落ち、 水槽の水が溢れ、外を見るといつもの景色も揺れていました。 子供達を抱きしめて過ごした時間…怖かった…。 宮城は主人の実家です。東松島に義母、大島に祖父と親戚、気仙沼の病院に祖母、 松島に親戚が居ます。 数日が経ち津波で家が流された祖父もどうにか逃げることが出来て無事であることが分かりました。入院中の祖母も無事でした。 恐ろしい光景に呆然とテレビを見た数日…。 1週間が経った頃からは新聞を読んでは涙し、夜ニュースを見ては涙する日々です。 体はいつも揺れてる感じがしています。過敏になってる自分が居ます。 ここは水も出るし、お風呂だって入れるし、ご飯だって作れる。 スーパーで品薄だって普通に生きていられる。 幸せな事です。 「当たり前は当たり前じゃない」 そう思い生活をしなければ。 暖房を我慢してリビングに布団をしいて湯たんぽを入れたら ホカホカで過ごせる。 家の中でジャンパー着れば寒くない。 ご飯だって1品のおかずで食べられる。 極寒のなか、原発の処理に命をかけてあたっている人が居る。「現場」の人たちは頑張っている。 家族を失っても、家を失っても耐えて笑ってインタビューに答える被災者の方や子供達が居る。 そんな方々の事を考えて生活する時です。 今までの生活を「ありがたい」と振り返る時です。 我慢の時。 できることを我慢する、あるものを使わずに我慢する、それは被災地でそれがない方たちよりも強い意志がないと出来ないことなんだと思います。 子供が居るから出来る事は限られていても、その中で出来ることを探そう…。 でも。 「色々な事を自粛するのはわかるけど、自粛が萎縮になっては経済が成り立たない。 経済が成り立たなければ被災地を助ける事もできない。」 という言葉を目にしました。 うん、そうだ。 頑張って取り戻さなきゃ。普通の生活が出来る私達が怖がってばっかりじゃダメなんだ。 踏ん張らないと。
by petitexxpetite
| 2011-03-24 19:10
| 日々のこと
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